言いたいことより聞きたいことを

コミュニケーションで最も大切なことは、相手の言わない本音の部分を聞くことである(ピーター・ドラッカー)

よく「ホームページに何を書いたらいいのかわからない」という相談を受けます。

そんな時にみなさんにお伝えしていることがあります。

お客様が知りたいと思っていることを書きましょう

自分が言いたいことよりも、相手が聞きたいことを

とにかく相手の気持ちを考えること。相手の事情や心中を思いやって、検索(直接対話しているのであれば会話)の意図を推察すること。

これはwebライティングの基本ではありますが、人と関わる業種ではとても大事なことだと思っています。

結果が出なかった理由

ある接客業をされていた方の話です。

張り切って仕事をするものの、うまくいきません。外見を磨いても、本を読んで知識を増やしても、お客様はつかず成績も横ばい状態。努力しているのに、結果が伴いません。

理由がわからないまま、成績ナンバーワンの先輩を眺めていると、先輩はただお客様の話を聞いているだけ。なのに次から次へとお客様が途切れないのです。

そこで気づいたそうです。

お客様が求めていたのは、まず話を聞いてもらうことだったのだと。今まで自分がうまくいかなかったのは、自分が一方的に話をするばかりで、相手が求めているものに全く応えていなかったからなのだ、と。

ホームページも同じです

やっぱり基本は「自分が言いたいことよりも、相手が聞きたいこと(してもらいたいこと)」なんです。

相手が知りたいと思っていることが、見つけやすく、相手の役に立つように書かれているかどうか。

たとえば同じ情報を掲載するにしても、

「マイホームのご案内」とだけ書かれているより
「【先着2家族様】安城市でマイホームをお考えの方へ特別なご案内」

とあった方が、見つけやすく、なにかいいことが書いてありそうな気がします。

ホームページの情報に価値があるかどうかを判断するのは、それを見た人です。

価値があると思ってもらうためには、読み手が求めているものに応える必要があります。

「ホームページに何を書いたらいいのかわからない」という方はまず「読み手が知りたいと思っていること」を考えてみてくださいね。

mot [モット] ではホームページの目的をお伺いした上で、クライアントが対象としているお客様の気持ちを考慮したページコンテンツをご提案します。クライアントにとっても、その先にいるお客様にとっても「このホームページがあってよかった!」と思っていただけるようなサイト制作をしたいと思っています。ホームページに関することならなんでも、お気軽にお問い合わせくださいね。

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この記事を書いた人

WEBディレクターmot project
webデザイナー・コーダー・ライター|グラフィックデザイナー|イラストレーター|ウェブデザイン講座講師|ワードプレス講座講師
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