ホームページは公開してからが本番です

あなたが種を蒔いた瞬間から、その種は間違いなく成長するのだから。(パッチ・アダムス)

先日WordPressでホームページ制作させていただいた社団法人の方から、相談したいことがあると連絡があり、打ち合わせに行ってきました。

新しく考えていることがあるので、これをホームページ上でどう展開したらいいのかアドバイスが欲しいとのことです。

新しく考えたこと

こちらのサイトはウクライナの現地支援を目的としており、サイト公開時から寄付の募集をおこなっています。これまでは現金での寄付を募っていましたが、運営していく中で、もっと別の伝え方で寄付を集められないかを考えるようになったそうです。

そして、ウクライナはこれから寒くなり、支援物資として日本からいくつか送りたいものがあるので、漠然と寄付を集めるのではく、具体的な商品の購入代金と国際郵便の送料をサイト上で募るのはどうだろうか、と思いついたとのことです。

本人でなければ知らない、書けない情報

そこで提案された支援物資とは、具体的にはヒートテックとカイロ、爆撃によるガラスの飛散防止フィルム、そして日本のお茶。どれも現地の人にとても喜んでもらえるものとのことでした。(ウクライナで日本の玄米茶が大人気というのは初耳でした)

これはやはり、私の想像ではたどり着かない内容であり、現地と直接連絡を取れるご本人でなければわからない情報です。

私はwebサイトの構築時のデザインやライティングを行いますが、制作後のその先はできるだけサイト所有者の方の言葉で情報を発信してもらいたいなと思っています。それは本人でなければ知らない、書けない情報だからです。

オリジナルの情報には価値がある

誰でも書ける、みんなが知っている情報から伝わるものは、残念ながらほとんどありません。これから何かを伝えるためにホームページを作るのであれば、そこには「あなたにしか書けない情報」を書くべきだと考えています。

そこでしか知ることが出来ない情報は「こういうことが知りたかった!」という人にとって、とても価値があるものであり、喜んでもらえるものです。

ホームページは公開してからが本番です

ホームページを公開し、良くも悪くも反応を体感する中で、初めて気がつくことが山ほどありますし、それに対しやりたいことも出てきます。「アクセスが無いのはなぜだろう」「やっぱりこのコンテンツを違う表現に変えたい」「あ、こういうアイデアは実装できるのかな」…そんな時、気軽に相談できる場所であり、親身になって対応できる人でありたいと思っています。

打ち合わせの最後に、「わかんないところがあるとすぐにメールしちゃってごめんね。でもすぐ教えてくれて、僕ができないところはやってくれて、本当に助かってる。ちゃんとお礼しないとね。ありがとね」…そんな風に言われただけでこちらもとてもうれしくなってしまいました。

mot [モット] ではホームページを作って終わりではなく、その先も一緒に育てていくというスタンスでクライアントと関わっていきたいと考えています。今のホームページ、何かお困りのことがある方はお気軽にご相談くださいね。

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この記事を書いた人

WEBディレクターmot project
webデザイナー・コーダー・ライター|グラフィックデザイナー|イラストレーター|ウェブデザイン講座講師|ワードプレス講座講師
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