伝え方ひとつで印象が変わる
動画の活用方法は、動画広告だけではありません。営業に必須の営業資料の動画化や、新規顧客の獲得に欠かせないウェブサイトやメルマガへの動画の埋め込み。店頭展示のデジタルサイネージに使用する動画や、求人広告や会社紹介の動画。まだまだ沢山の動画活用方法があります!
ほとんどの企業PVがBGMだけの構成
いつも私が残念に思うことは「ほとんどの企業PVが”インパクトのあるBGMだけの構成”になっており、ただ”カッコイイ”シーンだけを寄せ集めた映像になっている」ということです。個人の見解になりますが8割ぐらいが、そのような企業PVになっているように感じています。YouTubeなどで探してみると実感できるはずです。”カッコイイ”シーンだけを撮影して、BGM頼りに編集する…
たしかに視聴者に対しては強烈に「カッコイイ」が伝わりますが、企業側としては「カッコイイ」を伝えたいのか??それはブランディング構築として、正しいのか??疑問に感じます。私は企業PVは、単純に「企業の魅力を伝える動画施策」だと考えています。
本来であれば企業のブランディング強化、潜在層へのアプローチ、商品の説明、コンバージョン獲得など、目的によって目指すべき動画内容を決めるべきです!シナリオ構成が見えない「カッコイイ影像」は「実は視聴者は見飽きている」のではないでしょうか?運営側のエゴに凝り固まった見栄え優先の動画は、視聴者へどのように伝わるのか??疑問です。
テレビCMを見れば一目瞭然
テレビCMを見れば、BGMだけの構成になっていないことが分かります。テレビCMは15秒や30秒で企業ブランディングや、商品・サービスなどの印象を伝える必要があるので、影像制作としては難易度の高い制作となります。
しっかりとコンセプトを考えて企画立案する。企画の特徴やポイントを明確にする。そして、視聴者に何を感じて欲しいか?⾒た後に、どのような気持ちにさせたいか?を定義する。
シナリオ・脚本・出演タレント・BGM・ナレーションを熟考したテレビCMと、BGM頼りのカッコイイ映像の構成とは雲泥の差です。
でも、テレビCM並の予算は取れない
テレビCMは多くの制作スタッフのほか、ハイスペックなカメラや撮影用のクレーン、ドローンを用いたりするケースがあります。企画によっては1,000万円を超えたり、有名タレントを起用すると5,000万円を超えたりすることもあるでしょう。
「ちょっと、うちも企業PV作ろうか!」という気持ちにはならないですよね?
動画は身近な営業ツールであるべき
現代のような情報化社会では、毎日新しい情報や価値観が生まれます。高額をかけて時間をかけて動画制作するよりも、スピード感を持ってレスポンスよく動画配信する方が、企業にとって効果的だと考えてます。動画のクオリティに関しても、必ずしもハイスペックな撮影機器は必要なく、とにかく「費用よりもアイデアや創意工夫で勝負する」というスタイルが現代にはマッチしているように思えます。
従来は「素人が真似できないプロっぽさ」に関心が集まっていましたが、価値観が多様化した現代では「素人っぽさが逆に良い!素人っぽさが逆に伝わる!!」と評価されることも珍しくありません。ストレートな表現で、演出が少ない方が視聴者の心を掴むこともあります。
十分な費用が用意できない場合でも、アイデアや創意工夫で対応するのが私達の得意分野でもあります!企業に役立つ様々な動画制作を共に構築しましょう!
作例集で動画イメージを膨らまそう!
最後に
以下は三河安城駅前のパーソナルジム。スタジオアイプラスさんのSNS用ショート動画ですが、なんだかホッコリ&楽しそうに感じませんか?「楽しくなければ続かない」というコンセプトで運営されているので、動画とマッチしてますよね!
これは、目の前で代表の方がやったフラフープが面白かったので、ポケットからスマホ出して私が撮影したものです。このように手軽にスピード感を持って、レスポンスよく動画配信を続けたいですよね(^ ^)
この記事を書いた人
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メディアコンサルタント|製造業コンサルタント|ビデオグラファー・映像作家|WEBディレクター・ライター
Adobe Premiere Pro、After Effects、Illustrator、Photoshop、Apple Final Cut Pro、Motion
Xpedition Enterprise、OrCAD
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