いつでもデザインする時は

人に驚かれるぐらい音痴です。
mot projectのWEBディレクターです。

いい歌を聴いたとき、ああ、私もこんな風に歌えたらなって思うのですが、どうやら神様は私に歌の才能を与えてくれなかったようです。

配られたカード

さて以前、社会人講師による職業紹介授業として、毎年高校生にデザイナーの仕事のお話をしていました。

デザイナーの仕事といっても、技術的なことではなくマインド(意識)のお話です。「どういう気持ちでデザインをしてるか」という部分です。

私、スヌーピーの

You play with the cards you’re dealt…
配られたカードで勝負するしかないのさ

Charles M. Schulz「ピーナッツ」より

という言葉が好きで、生徒たちにもこの話をしました。

たとえば音楽にしろスポーツにしろ、努力はもちろんですが才能が重要な職業って山ほどあります。才能が無いのに憧れてしまうと大変なことになります(私の歌のように)。

がんばって「できないことをできるようにする」のはとても大切なことです。でも、「自分ができることに焦点をあてて、そこで勝負する」っていう考え方もいいんじゃないかな。私の場合はたまたまパソコンが好きで、デザインすることが苦ではなかったので、そこで何かできたらいいなぁと。

いつでもデザインする時は

僕はいつでも 歌を歌う時は
マイクロフォンの中から ガンバレって言っている
聞こえてほしい あなたにも ガンバレ!

THE BLUE HEARTS『人にやさしく』より

私はこんな風には歌えないけど、デザインする時はいつでも見てくれる人のことを考えながら作ってます。根底には同じ「応援したい」という気持ちがあります。

応援:人のために自分の力を使って手助けすること

私の場合の「応援」とは、たとえば依頼主の思いを形にしてあげたい、とか、その先にいる人たちに笑顔になってほしい、とか。じゃあ、そのために何ができるか

自分に配られたカード(=できること)を使って誰かがうれしい気持ちになってくれたら、それはとても幸せなことですよね。

ああ、私も歌が上手だったらなぁ…


私が言ってやる でっかい声で言ってやる
聞こえてほしい あなたにも ガンバレ!

(画像はイメージです)

私にマイクを持たせたらいけませんね。
絶妙にすべて合っていない音程にみなさんビックリしますよ…ふふふ…

ちなみにTHE BLUE HEARTS『人にやさしく』には、とても励まされて生きてきました。しんどい時におすすめです。

この記事を書いた人

WEBディレクターmot project
webデザイナー・コーダー・ライター|グラフィックデザイナー|イラストレーター|ウェブデザイン講座講師|ワードプレス講座講師
Adobe Illustrator、Photoshop、InDesign、Dreamweaver
HTML、CSS、Javascript、PHP、WordPress